le nombre d’or 主宰
富士山のふもと――
清らかな水と澄んだ空気に育まれ、幼い頃から自然の“調和の美しさ”に心を惹かれてきた。
その感性はやがて“食”へと向かい、上京後、**代官山の名フレンチレストラン「マダム・トキ」で修業を積む。クラシックフレンチの世界で出会ったのは、皿の上に宿る構造と美、味覚と形態の調和、そしてそれらを結ぶ“見えない比率の力”。その体験に強く心を奪われ、“食は設計された芸術である”という思想へとたどり着く。
その後、文京区・本郷に自身のレストランを構え、
以来25年間、地域に根ざしたイタリアンを提供。現在は、ベーカリー事業のほか、多様な“食のブランド”の
プロデュースやブランディングを通じて、食の美しさと可能性を多角的に追求している。
そして2025年、自らの美学を体現する新たな挑戦として、
スイーツブランド
「le nombre d’or(ル・ノンブルドール)」を始動。ブランド名のとおり、“黄金比”の思想を根幹に据え、素材、造形、味わい、そのすべてに調和の設計を施したスイーツを生み出している。
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